貸し倉庫に遺品を保管

テレビでゴミ屋敷を見ると、近所迷惑と感じる方が大半だと思いますが、私にはゴミ屋敷の主人の気持ちが理解できます。私の家族は祖父と長年暮らしていたため、家のあちこちに祖父ゆかりのモノが置いてあります。家族から愛された祖父であったため、祖父が亡くなっても遺品を整理するという考えには至らず、ズルズル時間だけが経ってしまいました。遺品を整理するということは、単にモノを片付けるだけではなく、心の整理をすることでもあり、祖父の遺品を整理出来ていない我が家は、誰ひとり祖父との別れを現実として受け入れていませんでした。

 

祖父のモノと、祖父亡き後に揃えたモノとで家中が荷物に溢れ、テレビでゴミ屋敷を見ると、我が家では自分達の問題であるかのよう受け止めるようになっていました。それでも祖父のモノを捨てられない我が家では、近所に出来た貸し倉庫を借り、そこに祖父のモノを入れ、何とか遺品を整理することが出来ました。貸し倉庫は毎月1万円ほどの料金が掛かりますが、祖父のモノを廃棄することを考えれば決して高い金額ではありません。今後、毎月の1万円が負担と感じた時に、ようやく祖父のモノを処分できるようになれるのではないかと考えています。